2018/10/26~31
フランスでは出産後に女性の身体を整える事が当たり前で、その産後のリハビリの仕方やプログラムを実際に目の当たりにすべく、ストラスブールの大学病院の医療外科産婦人科センターへ研修に行ってきました。
ストラスブール大学病院外科産婦人科センター(CMCO)はストラスブール又は近郊に住む日本人の出産率の高い病院(産婦人科・産科)です。専門的で、設備も整い、緊急事態にも対応できる安心度の高い病院です。
ここはストラスブールとその隣町の境に位置していて、ストラスブールの中心部からは離れていますが、トラムが通っているため通いやすいです。5年ほど前に改築されたために、とても綺麗です。病室はほぼ全室個室です。
助産師による、妊婦とその配偶者向けの両親学級が開催されます。
フランスでは大切なことをたくさん学んできましたが、
- ペリネケアは産後女性が1人の女性に戻る手助けができる。
- 産後ケアは自分を心と体を見つめ直すきっかけになる。
- フランスでは、産後10回のペリネケアが社会保険でカバーされている。つまりすべての産後女性がペリネケアを受ける事ができ、当たり前の文化となっている。
- 産後の女性は骨盤だけでなく、その周りの筋肉が落ちている。つまり骨盤を締めるだけではなく、周りの筋肉(特に骨盤底筋)を鍛える必要がある。骨盤底筋だけではなく、周囲の相互関係している筋肉全体をもう一度使えるようにリハビリする必要がある。
というようなことでした。もっと詳しくお知りになりたい方は、各院を訪れた時にでも聞いてみてください。
この経験をママリュクスのメンバーたちにも伝え、より一層のケアに役立てることができるよう頑張ります!